Blog記事一覧 > 夙川整体 | 西宮市・芦屋市 さくら夙川接骨院の記事一覧
以前、このブログで
体の歪みと原因について少し書かせて頂きました。
ので、
今回は歪みやバランス異常が
体に及ぼす影響を書かせていただこうと思います。
腰の高さが左右で違う!など、
密かに体のバランスや歪みが気になってらっしゃる方は
大変多いと思います。
体のバランスが崩れてたり
体が歪んでるとよくない。
それはそうですよね。
でも、「体が歪んでたら何が悪くなるの?」と
聞かれたら、専門家やその手の勉強をしてない限り
スラスラと出てこないと思います。
体が歪むと何が悪くなるのか?
もちろんスタイルが悪くなる!のは当然ながら
一般的には内蔵を圧迫して内蔵機能の低下や
血液、リンパ等体液循環の不良をもたらすため、
便秘や冷え症、老廃物の蓄積など
様々な身体不調の要因となると言われています。
でも、体の歪みの影響が
わかりやすーく現れるのは
ズバリ、頭痛、肩こり、腰痛、膝痛、腱鞘炎など
日常生活の中でよく見られる悩みの原因になって現れます。
例えば
前後バランスの崩れによるものは
背骨寄りの首、肩、背中、腰の痛みや
骨盤の真ん中(仙腸関節など)が激しく痛くなるぎっくり腰。
左右バランスの崩れによるものは、
首筋から肩にかけて怠くなる肩こりやそれに伴う頭痛。
左右どちらかが重くだるい腰痛や
お尻から足の外側にかけて出る
足のだるさなど鈍痛、坐骨神経痛。
という特徴があります。
たとえば、仮に今腰痛でないとしても、
前後、左右のバランスが崩れている人は、
疲れがたまったりすると腰痛が出る可能性が高いんです。
つまり、体のバランスを正常に保っていれば
肩こり、腰痛を始めとした色んな体の悩みに
悩まなくてもよくなるということですよね♪
続きはまた次回・・・
先日、ぎっくり腰の方が増えていると書かして頂きました
が、
最近はそれに加えて首の寝違えの方もよく来院されます。
寝違えて痛みが出るのは頚部(首)の筋肉ですが、
その原因は
頚椎よりも下部の胸椎の歪みによる事が多いです。
肩凝りや腕の使いすぎなどで
肩甲骨と背骨の間にある菱形筋(りょうけいきん)という筋肉が
強張って縮んでしまうと
胸椎の棘突起(背骨の中心のでこぼこ)が縮んだ筋肉に引っ張られて、
胸椎が回転して固定されてしまいます。
背椎は全体が連動するので、
胸椎が回転すると頚椎も一緒に回転します。
例えば胸椎が右回転して固定されたら、
首も同方向へと動いて固定されてしまい、
こうなるとに常に顔が左に向いている状態になるので
右に向くのが大変になります。
それでも、起きている時はなんとか正面を向くようには出来ます。
が、眠ってしまうと無意識に顔を楽な方へ楽な方へ向けてしまうので
結果、首を長時間動かなさない状態で筋肉は強張ってしまい、
寝違えの状態が発生します。
なので、当院の寝違いの治療の大半は
まず、患部が痛み(炎症)を起こしていたら
電気療法等で痛みを抑え
同時に根本の原因である菱形筋などの背部や腕の関係筋を緩めていき
体の歪みを調整していく事で
根本から治療していきます。
また、原因は胸椎だけでなく
腰椎、骨盤の歪み、体のトータルバランスも
頚椎に影響を与えます。
来院される方の状態、状況によっては
そちらの調整をされた方が良い場合もあります。
もし、寝違えを起こしたら、
無理に首を回そうとしたり
安易な首のマッサージ、温めるなどは
かえって症状を悪化させる可能性があるので
絶対に止めて下さい!
肝臓、胃の不調も菱形筋に影響を与えるので
これからの季節は特にご注意ください!